gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

Yankee Hotel Foxtrot | Wilco

今日は90年代から活動してるシカゴのバンド、ウィルコについて。 ボブ・ディランやバーズにビッグ・スターといった、アメリカの良質なフォーク・ロックを現代に受け継いでるのはこういうバンドなのだと思う。 そんなこのバンドの中でも最も有名で、かつ00年…

Popular Songs | Yo La Tengo

このヨ・ラ・テンゴの12枚目の2009年作品、全アルバムの中でも有数の名盤だと思ってます。 本当にセンスの良いギターバンドである彼等。ポップな部分とアバンギャルドな部分が絶妙に同居してます。 幅広く様々な音楽のエッセンスを自分達のものにする事に本…

What a Time to Be Alive | Superchunk

僕が思う最高のバンドの一つ、スーパーチャンクの約5年ぶりのアルバム。自身のレーベルで今やUSのインディペンデントなロックの名門「Merge Records」からのリリース。 前作から今作の間に起こったドナルド・トランプ政権誕生への失望と、(タイトルから解釈…

Rock N Roll Consciousness | Thurston Moore

昨日のリー・ラナルドに続いてソニック・ユースのメンバーのソロアルバム。今度はサーストンの2017年作品。タイトルにロックンロールという言葉が入ってますが決してそこをアテにして買ってはいけない作品(笑)。 ゆったりとしたテンポながらヒリヒリした不…

Electric Trim | Lee Ranaldo

去年2017年に出てたソニック・ユースのギタリスト、リー・ラナルドのソロアルバム。 一般的なリー・ラナルドのイメージって、サーストン・ムーアとキム・ゴードンの隣に佇むギター職人といった感じだと思うのですが、実はソニック・ユースでも凄く良い歌モノ…

Hootenanny | Replacements

このリプレイスメンツの1983年作品も愛すべきアルバム。 1stアルバムで勢いにまかせて速いパンクロックを演っていたリプレイスメンツが一気にその音楽の幅を広げてきた作品と位置付けられてるようで、もうホントやりたい放題。 2曲目"Run It"は初期の彼等ら…

On the Beach | Neil Young

ニール・ヤングぐらい特別なミュージシャンとなると、どの作品にもそれぞれ愛すべきポイントがあるように思っていてこのアルバムもそんな一枚。 日本盤タイトルは『渚にて』。ぱっと見、爽やかに見えるけど色々ヤバいジャケットがこのアルバムの様子を上手く…

Everything Falls Apart | Husker Du

昨日に続いて80年代の再重要バンドの一つ、ハスカー・デューについて。 1983年のこの作品がスタジオアルバムとしての1枚目。 12曲収録で19分!! と、このころは基本的にゴリゴリとハードコアパンクで押してくるのですが、そんな中、わずかにポップな部分が…

Metal Circus | Husker Du

アメリカの偉大なパンクバンド、ハスカー・デュー。 90年代のパンク・オルタナティブロックのバンドに絶大な影響を与えたバンドで、この作品がリリースされたのは1983年。ブラック・フラッグのグレッグ・ギンが設立したレーベルで後にソニックユースやダイナ…

Dear Old-Fashioned Rhythm | Balladmen

本当に凄い作品やバンドについてもっと多くの人に知ってもらいたい、というのもこういうブログを書いたりする動機のひとつなのですが、この日本屈指のロックバンド、バラッドメンも正にそういう存在。 僕の地元、三重県でカッコいいパンクロックバンドをやっ…

Give a Glimpse of What Yer Not | Dinosaur Jr.

僕の青春、ダイナソーJr.の11枚目のアルバム。 これもしばらくブログ書くのをサボってた時期の2016年作品。今回もバンドのフロントマンであるJ・マスキス特有の哀愁漂いながらもポップなメロディーに轟音ギターは相変わらず。 ほんといい曲作ってます。1曲目…

Hound Dog Taylor and the Houserockers | Hound Dog Taylor & the Houserockers

昨日の投稿で紹介したリトル・ウォルターのYouTube映像によく映ってる長身ギタリストがハウンド・ドッグ・テイラー。 僕の場合、90年代にジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン(以下JSBX)がブレイクした時に話題になっててその存在を知ったクチ…

The Best Of Little Walter | Little Walter

ローリング・ストーンズのメンバーも敬愛してる1950年代から1960年代にかけて活躍したブルースハープの名手、リトル・ウォルター。 カッコいいボーカリストでもあるウォルターさんですが、やはりなんて言っても特徴的な歪んだ音で吹きまくるハーモニカの音が…

Blue & Lonesome | The Rolling Stones

ストーンズが2016年に突然リリースした全曲ブルースカバーアルバム。これが素晴らしい!!ホント最高!! 3日間でほぼ一発録りで作られたらしいのですが、ミック・ジャガーのブルースハープはクラクラするほどカッコ良く、キース・リチャーズのギターはキレ…

Be My Baby: The Very Best of the Ronettes | The Ronettes

60年代の偉大なボーカルグループ、ロネッツのベストアルバム。 この人達はジェフ・バリーとエリー・グリニッチのコンビによって作られた曲が有名ですが、ラモーンズもビーチ・ボーイズも好んでカバーしたように、やはり反則なぐらい曲が良い。 そしてロネッ…

The Heart of Saturday Night | Tom Waits

トム・ウェイツ、1974年の2rdアルバム。 1stと比べて、よりジャズに寄せて来てるアルバム。プロデューサーの人はなんとオーネット・コールマンの「ジャズ来るべきもの」の人らしく、その雰囲気が最高。 トムのボーカルもこの頃まではあの独特の渋いダミ声に…

De Stijl | The White Stripes

2ndアルバムって面白い存在だと思っていて、そのバンドの代表作となる問答無用の名盤ができる時(例えばニルヴァーナやオアシス*1)もあれば、1stの延長線上ながら良い意味で少し肩の力抜けた地味ながらも絶妙な丁度良さを持つ作品になることも多いような気…

The White Stripes | The White Stripes

今日はホワイト・ストライプス、1999年の1stアルバム。 ロックンロールの初期衝動というヤツを見事に具現化した作品。でありながらガレージパンク、ブルースロック、いや、そういう言葉だけでは言い尽くせないジャック・ホワイトの音楽は既に出来ていて。 こ…

Elephant | The White Stripes

ホワイト・ストライプスについてこのブログで投稿するのは、そういえば初めてだったけど勿論大好き! 先日の id:idwcufds さんのブログのあまりにも素敵な記事*1に刺激されて久しぶりに聴いてます。 この4枚目のアルバムは彼等の最高傑作として挙げられるこ…

More Better | Boogers

最近聴きまくっているこのブガーズ。こちらは2011年の2ndアルバム。昨日紹介した1stの延長線上にある作品。 例えば3曲目"New Bad Things Are Much Better"はパンキッシュなステレオラブのようで、続く4曲目"I Don't Care"や5曲目"Fishing With Daddy"はエレ…

As Clean As Possible | Boogers

ふとしたキッカケで知ったこのアルバムが相当カッコいい!! いろいろ調べて見るとこのブガーズというのはフランスのStéphane Charasseという人のソロユニット名らしい。(ちなみにBoggersの語源は〇〇〇〇、まったく・・・。) このフランス人のステファヌ…

Small Change | Tom Waits

今日はトム・ウェイツ。この3ndアルバムは1976年作品。 人間の悲喜交々を絞り出すボーカルスタイルはこの辺りで完成してます。 彼の代表作となる1曲目"Tom Traubert's Blues"がとてつもない名曲ですが、続く2曲目の印象的なベースラインがループする"Step Ri…

An Object | No Age

昨日に続いてノー・エイジについて。 こちらは2013年、サブ・ポップからの3枚目のリリース作品。それまでの彼らの音楽をよりアーティスティックに完成度を高めた作品って印象。ポスト・パンク感が高まったっていうか。これはこれで素晴らしい。フガジみたい…

Snares Like a Haircut | No Age

ノー・エイジの新譜出ていた! 2ndアルバム「Nouns」に衝撃受けてからもう10年ぐらい立つのか!?と聴いてみると今回の作品も相当カッコいいです。 このバンド(デュオ?)の最も好きなところは、ラモーンズみたいなポップパンクをマイブラやソニックユース…

Do You Want More?!!!??! | The Roots

楽器の生演奏に乗せてラップするヒップホップバンドという形態を取っているこのザ・ルーツ。 これがまた最高にカッコいいジャズを演奏するバンド。このアルバムが2枚目みたいです。特にお気に入りはダルな雰囲気がクールな2曲目"Proceed"、ソウルフルなラッ…

At the Five Spot Vol.2 | Eric Dolphy

昨日投稿したドルフィー「At The Five Spot」のVol.2です。 17分の"Aggression"と19分の"Like Someone in Love"の2曲を収録。 ドルフィーはそれぞれバスクラリネットとフルートに持ち替えていて、そこも勿論めちゃカッコいいですが、こちらのアルバムではブ…

At the Five Spot Vol.1 | Eric Dolphy

エリック・ドルフィー、1961年のライブ盤。 ブッカー・リトルとドルフィーの掛け合い、対する観客の興奮、場の緊張感や熱気が音と一緒に収録されてる。バンドの他のメンバーも勿論凄いのですが特にマル・ウォルドロンのピアノが絶妙。 本当にカッコいいジャ…

Closing Time | Tom Waits

僕らのヒーロー!ロック史上に残る偉人、トム・ウェイツの記念すべき1stアルバム。 僕はロックやジャズが大好きですが、分け隔てなく色んな良い音楽をいつも聴いてたいのですが、それって例えば?って連想するのがこのアルバムみたいな作品。 ロックもジャズ…

His Band and the Street Choir | Van Morrison

今日もヴァン・モリソンについて。 最近ハマってます。 この「His Band and the Street Choir」はソロ4枚目のアルバム。これはこれでまた名作。 軽快なテンポでアルバム1曲目を飾るロックンロール"Domino"はなんとファッツ・ドミノに捧げられた曲ですって!…

Moondance | Van Morrison

昨日の投稿に続き北アイルランド出身のシンガーソングライター、ヴァン・モリソンについて。今日は1970年の3rdアルバム「Moondance」。前作「Astral Weeks」もめちゃ良いのですが、こちらも名盤。 前作に比べるとよりソウル、R&Bテイストが増してますがフォ…