gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

Wowee Zowee | Pavement

今週は青春の90年代回顧シリーズです。


これは前作「Crooked Rain」をすっかり気に入った僕が初めてリリースを楽しみにして買ったペイヴメントのアルバム。これ以前の作品に比べて一気に幅が広がった気がして「うわ、ペイヴメント凄いもの作りやがった!!」と当時は聴きまくってました。が、次のアルバム「Brighten The Corners」がもっともっと凄かったためにそれ以来あまり聴かなくなってしまったというこのアルバム。なんか中途半端な気がして、これなら「Crooked Rain」の方が良いなとか思って。


改めて聴いてみた感想はこのアルバムで取り敢えずローファイ*1時代に終止符を打って誰にも文句言われようの無い正統派ストレンジロックの次元へ進んでいったのかなと。


でもやっぱりこのアルバムにもいい曲多いです。8曲目"Father To A Sister Of Thought"とか10曲目"Best Friend's Arm"とか17曲目"Half A Canyon"とか、この頃のペイヴメントでなきゃ聴けないタイプの貴重な曲かな。今思うと。


Wowee Zowee

Wowee Zowee

*1:ローファイって表現、当時からイヤでしたが