Rock N Roll Consciousness | Thurston Moore
昨日のリー・ラナルドに続いてソニック・ユースのメンバーのソロアルバム。今度はサーストンの2017年作品。タイトルにロックンロールという言葉が入ってますが決してそこをアテにして買ってはいけない作品(笑)。
ゆったりとしたテンポながらヒリヒリした不協和音が響く、モロに後期ソニック・ユースの前半っぽい作風で、(ややこしい表現ですみませんが「NYC Ghosts & Flowers」や「Murray Street」あたりのことを言ってます)相変わらずの独特の変則チューニングされたギターが美しく鳴ってます。
当たり前かもしれませんがソニック・ユースからリーのギターをマイナスした音楽ですが、代わってギター弾いてるジェイムス・エドワーズって人は割とロックの王道的な演奏をしててなんか新鮮。
ソニック・ユースのファンには、そういう楽しみ方もできる味わい深い作品。