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ロックの名盤を一日一枚

What a Time to Be Alive | Superchunk

僕が思う最高のバンドの一つ、スーパーチャンクの約5年ぶりのアルバム。自身のレーベルで今やUSのインディペンデントなロックの名門「Merge Records」からのリリース。

 

前作から今作の間に起こったドナルド・トランプ政権誕生への失望と、(タイトルから解釈すると)この時代を生きる事について歌ったプロテストレコード。*1

 

ということもあってか今回は「No Pocky For Kitty」や「On the Mouth」あたりの頃、初期の彼等がやっていたパンクロック然とした演奏への回帰が強まってる。

 

それでいながら音作りも緻密で作家性をより高めた比較的近年のアルバム、例えば「Come Pick Me Up」や「Here’s to Shutting Up」なんかの良さも発揮されている、という理想的なアルバム。

 

インディーロックかくあるべき、という作品。

 

 

What a Time to Be Alive

What a Time to Be Alive