gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

Fifth Dimension | The Byrds

1966年リリースのバーズの3枚目。それまでのフォーク路線からサイケデリック路線にという転換期のアルバム。

 

有名な7曲目"Eight Miles High"のイントロのギターはいつ聴いても最高。このフレーズがこのアルバム、この時代を端的に表現しているような気がする。

 

 

 

 

霧の5次元(紙ジャケット仕様)

霧の5次元(紙ジャケット仕様)

 

 

Fantastic Plastic | The Flamin' Groovies

我らがフレイミン・グルーヴィーズ!去年2017年リリースのまさかのニューアルバム!

 

60年代から活動しているバンドですが今回の作品も相当カッコいい!というか相変わらずのロックンロールを届けてくれてます。全曲いい!

 

特にグッと来たのは9曲目の"Just Like a Hurricane"のイントロのギター!フロントピックアップで弾きました感全開の音色が最高!

 

 あと12曲目"Cryin' Shame"、、、ちょっ、このイントロ、バー◯のミスター◯ンブリンマンじゃないですか。まったくもう、、、そういうところが大好き。

 

 

Fantastic Plastic

Fantastic Plastic

  • フレイミン・グルーヴィーズ
  • ロック
  • ¥1500

 

Fantastic Plastic

Fantastic Plastic

  • アーティスト: フレイミン・グルーヴィーズ
  • 出版社/メーカー: Severn Records
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: MP3 ダウンロード
  • この商品を含むブログを見る
 

 

Turns Into Stone | The Stone Roses

ここ数日、僕のブームになっているストーン・ローゼズ初期のアルバム未収録曲を集めた編集盤。

 

1曲目"Elephant Stone"と8曲目"Fools Gold"がとてつもない名曲。とにかくこの2曲が際立ってるのですが、それ以外の収録曲も僕の大好物でもある瑞々しいギターポップ然とした楽曲が多くて凄く良いです。

 

確かにこの辺りの曲は、歴史的名盤である1stアルバムには入れなかったのだと思うのですが、その結果このコンピレーションが出来たことにむしろ感謝。

 

あと、やはり全曲通じてレニのドラムがホントかっこいい!レニ天才!

 

 

 

 

 

TURNS INTO STONE

TURNS INTO STONE

 

 

The Stone Roses | The Stone Roses

先日の投稿でノエル・ギャラガーの新作があまりにもサイケデリックでダンスできるロックだったことを書いたのですが、まさにこのストーン・ローゼズの1stアルバムを思い浮かべていたのです。

 

今聴いても新鮮な発見がある正真正銘の歴史的名盤。

 

イアン・ブラウンのボーカルとジョン・スクワイアのギターの存在感が目立つバンドで、というか昔の僕もその二人ばかり注目してましたが、やはりこのサイケデリックなダンスビートはマニのベース、レニのドラムに依るところが大きく、なんだただの4人の天才が集まった凄いバンドだったのか!という発見、今更ながら。

 

勿論どの曲もいいのですが、アルバムに「うねり」のようなものがあり、キラーチューン後の、4曲目"Don't Stop"から続く5曲目"Bye Bye Bad Man"とか、クライマックスの10曲目"This Is the One"、11曲目"I Am the Resurrection"とかっていう流れが最高。

 

 

 

 

 

 

A Kind Revolution | Paul Weller

ポール・ウェラー先生のソロとしては13枚目のアルバム。

(もうそんなに出てたんですねえ)

 

これがめちゃめちゃカッコいい!

 

彼のキャリアの集大成のように言われてますがホント言えてる。テンポの速いポップな曲も静かな曲もジャム時代から彼の敬愛するモータウンソウルのような感じが沁み渡る。ソロ作品を重ねる度に増してってる渋さも相変わらず。

 

例えば「Get Happy!!」あたりのエルビス・コステロが好きな人達も間違いなく大好きになるアルバムだと思います。

 

来日公演、見に行きたー!

ポール・ウェラー、2018年1月に来日公演が決定 | NME Japan

 

 

 

 

A Kind Revolution

A Kind Revolution

 

 

On Air | The Rolling Stones

ビートルズキンクスもフーも素晴らしい演奏を残している、いわゆるBBCセッションズのストーンズ版てとこでしょうか。今までストーンズ無かったのですね、そういえば。

 

これがなんとも2017年現在の最新レコーディング技術を駆使したエンジニアの人達の仕事によりリアルさや生々しさを追求した結果、ストーンズ特有の粗野な感じが前面に出て、見事な60年代ガレージパンクの名盤ができあがったという凄い作品。

 

チャック・ベリーのカバーの1曲目"Come On"やボ・ディドリーでおなじみの5曲目"Cops and Robbers"なんて"Back From The Grave"や"Nuggets"聴いてるかようなガレージ感が絶妙。

 

チャック・ベリーの曲でいうと3曲目に"Roll Over Beethoven"、28曲目に"Beautiful Delilah"などありビートルズキンクスのと比べてしまうけど、これはこれでストーンズの良さがあり。キースの弾くチャック・ベリーがめっちゃ良い。

 

で、ベストトラックは何といっても19曲目"I Wanna Be Your Man"!この演奏は素晴らしい!元々ビートルズのジョンとポールがストーンズに送った曲ですが、オリジナルアルバムのよりもリンゴ・スターが歌うビートルズのセルフカバーよりも他の誰のカバーよりもこれがベスト。

  

 

 

オン・エア(2CDデラックス)

オン・エア(2CDデラックス)

 

 

 

明日に向かって走れ -月夜の歌- | エレファントカシマシ

2018年元旦のブログ投稿です。明けましておめでとうございます。

 

昨日なんとエレファントカシマシ紅白歌合戦出場。演奏した曲は1997年のアルバム収録の代表曲「今宵の月のように」。

 

この人達もこんな所に出るのかと意外な気もしましたが、出場決定会見では、

「本当に夢でした。紅白歌合戦は日本の音楽の祭典の最高峰ですから、精一杯歌を歌って、白組の勝ちに貢献できればと思います」

https://www.oricon.co.jp/news/2100749/full/

なんてコメントしてて僕も楽しみになってました。

 

確かにエレカシ、昔から日本屈指の尖ったロックバンドでありながら、リードボーカルの宮本さんは実は日本屈指のシンガーで本当に歌がうまい!

「宮本浩次の歌のうまさはダントツですね」と佐久間正英に言わしめたエレカシのヒット曲「今宵の月のように」 - TAP the POP|TAP the SONG|TAP the POP

 

紅白のステージパフォーマンスも素晴らしくて。

 

きっと以前のエレカシなら、このような大衆におもねると取られるような事はしなかったかもしれないし、僕もまたそんな事を受け入れることは無かったと思うけど、2018年1月1日現在では、桑田佳祐石川さゆりに引けを取らずに彼等が「歌合戦」した後、最後に清々しく「蛍の光」を合唱する様は心底楽しめたしカッコ良かった。

 

このアルバムは他の収録曲も全て良く、3曲目「風に吹かれて」、5曲目「昔の侍」、9曲目「月夜の散歩 」あたりはエレカシ作品世界を特に味わうことができる。これからも多くの人に聴かれるようになれば。

 

 

明日に向かって走れ-月夜の歌-

明日に向かって走れ-月夜の歌-