リビングルーム進出の前に通勤電車を席巻するApple(あとiTV vs iTV)
CNET Japanのニュース記事より引用
ラウンドアップ:さて、飛び出してきたものは?--アップルが「Special Event」開催 - CNET Japan
アップルコンピュータがサンフランシスコで「Special Event」を開催し、映画配信サービス、新型のビデオiPod、iPod shuffle、iPod nano、iTV、iTunesのバージョン7などを披露した。
噂されてたスペシャルイベントの内容はこれでした。07年リリース予定のiTVをテレビに繋いで映画を楽しむのは日本ではまだまだ先の話らしいです。もっともネット配信用にかなりサイズを絞って圧縮もキツくかかった映像を今どきのテレビで観る価値がどれほどあるかは確かに疑問。下記リンクの坂和敏さんの記事にあるように。
アップル「iTV」発表への7つの疑問 - CNET Japan
われわれ日本の消費者は、「これからはフルHDで」といったテレビのCMを毎日のように目にしている。またBlu-ray対HD DVDの次世代DVD規格をめぐる争いについても見聞きすることが多い。そんな日本人のわれわれからすると、iTunesでダウンロード販売される映画等の解像度が640x480ピクセルという点には、「今更なんで?」と首をかしげる部分がある。
それよりも個人的にはiTunesでダウンロードした映画をiPodで見れるっていうのが楽しそうです。僕の場合、毎日片道1時間ぐらい電車に乗ってて、だいたい文庫本読んだり、携帯ではてなRSS読んだりもするんですが、やっぱりiPodで音楽聴いてる時間が一番長い。しかも通勤電車の中は凄まじいiPod普及率で周りの人達もみんなiPod持ってて。ホント老若男女問わず中学生からオジサンオバサンまで。なに聴いてるんだろって凄く気になるのですが、それは置いといて、今後はiPodで映画観る人も増えるんじゃないでしょうか。僕は是非観たい。
で話戻ってiTVですが、
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/003120.html
まず、単に映画の配信というのではなく、品質がDVDクラスということ。「iTunesからのダウンロード時間は、5Mbpsの回線で約30分と同氏は付け加えた」ということで、規模はともかく、音楽の市場で起こっているのと同様の変化が映像の分野で起きることになる。端的に言うと、媒体としての DVDの位置づけが再定義を迫られる。もちろん、急にCDが無くなった訳でもなく、ストレージ媒体としてのDVDの利便性はあるために同じく無くなっていくとは考えられない。
こんな記事も読んでくと、さっき言ってることと違いますが・・・、実は映像観るのに解像度とかビットレートとかそんなに重要じゃないのかもしれない。現に今も640x480ピクセルのテレビ放送毎日観てて汚いとか粗いとか感じてないのだから。なんて思ったりもします。
現にCDでもSuper Audio CDとかありますが普及してないみたいですし、逆にiPodでCDよりも圧縮された音質で僕なんかも聴きまくってるので。
それと、iTVってネーミング、ベタですね。もっと気の効いた名前無いかなあ。というか我が家にインターネット&テレビ放送を提供してくれている会社もiTVって名前なんですよ。
http://www.itv-mie.jp/
ジョブスさんカブっちゃってます。世界中にありそうな名前ですよね。昔iTools(今の.Mac)か何かを発表した時もどこかの会社とネーミングで争ってたように思いますが、伊勢のiTVもクパチーノのiTVに勝負を挑まないかなあ、挑まないよなあ。