町田康 / きれぎれ
今日はiPodのヘッドフォンを忘れて通勤電車で音楽が聴けないこともあって代わりに本読んでました。
独特のビート感で音楽を聴くように読める、とはよく言ったものですね。ぬらぬらな人とかやっぱりいるし、くさくさするっていう感じも「あ、ああいう時ね」ってなんとなく解るような気がして。
この文庫本収録の「きれぎれ」の方は少し前に読んでて、今日は併録の「人間の聖」の方を読んでる途中なんですがグランドリッチホテルがグランドリッチ定食になってまた出てきたのが妙に面白かった。この人の作品は連休明け仕事で疲れた帰りに読むと本当良いです。