gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

De Stijl | The White Stripes

2ndアルバムって面白い存在だと思っていて、そのバンドの代表作となる問答無用の名盤ができる時(例えばニルヴァーナやオアシス*1)もあれば、1stの延長線上ながら良い意味で少し肩の力抜けた地味ながらも絶妙な丁度良さを持つ作品になることも多いような気がする(例えばラモーンズ*2やジャム*3)。

 

僕は後者の方、地味ながらも丁度良いアルバムも大好きで、これもまさにそんな趣きのアルバム。アコースティックな音色とか、ミッドテンポな歌ものの曲とかが多く、なんとなくストーンズの初期作品みたいな雰囲気。そういう良さがある。

 

と思いながら聴き進めてると終盤10曲目"Let's Build a Home"、11曲目"Jumble, Jumble"というゴリゴリのガレージパンク2連発、レッド・ツェッペリンよろしく特徴的なギターリフとハイトーンボイスの12曲目"Why Can't You Be Nicer to Me?"が来て、最終曲"Your Southern Can Is Mine"はカントリーロック風。

 

次作以降で爆発する才能がこぼれ出てます。

 

 

デ・ステイル

デ・ステイル