gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

Odelay | Beck

先日も取り上げた90年代ロックの寵児、ベック。この1996年作品も超名盤。

 

前作「Mellow Gold」も、ヒップホップやブルースを混ぜたロックの新解釈といった趣の名盤だったですが、あっちはもうちょっとアコースティック楽器が目立つ土臭い感じだったのに比べて、この作品はサンプリングを多用したりして一気に垢抜けた、というのが当時の印象。

 

1曲目"Devils Haircut"や8曲目"Where It's At"はベックというアーティストを語る上で外せない代表曲。当時も貪るように聴きまくりましたが、今聴いてもほんと最高。

 

 

加えてハードコアパンクな9曲目"Minus"やストーンズ風の10曲目"Sissyneck"など収録曲も一層バラエティに富んでます。

 

この時期って、セバドーが96年に「Harmacy」、ペイヴメントが97年に「Brighten the Corners」をリリースしたりしてて、僕は勝手に「ローファイが本気になった時」としています。

 

元々センスだけで勝負してたような人達が、経験積んだりレコーディングにお金も使えるようになったりした結果、凄い作品を創ってしまったという。

 

 

ODELAY [12 inch Analog]

ODELAY [12 inch Analog]