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ロックの名盤を一日一枚

Live: Lee's Palace, Ontario 19 May '95 | The Posies

今日はポウジーズのライブ盤。 

 

超名盤の3枚目"Frosting On The Beater"と続く4枚目"Amazing Disgrace"からの曲を多く演奏してます。

 

95年のライブのようで。ビートルズやビッグ・スター、そしてリプレイスメンツなどの影響のもと、ポップな曲を轟音ギターで演奏するというスタイルのこのバンド。この時期が一番勢いのあった頃かな。

 

つくづく、こんなライブ生で見れてたらと思う。

 

 

Live: Lee's Palace, Ontario 19 May '95 - Remastered

Live: Lee's Palace, Ontario 19 May '95 - Remastered

 

 

Live At Lafayette’s Music Room | Big Star

70年代の最初の活動期間中よりも、90年代ギターバンドからの熱烈な再評価で広く知られることになった偉大なバンド、ビッグ・スター。

 

僕も90年代当時ティーンエイジ・ファンクラブやポウジーズが絶賛してることからCD買ってハマったクチです。

 

1973年、地元メンフィスでの臨場感あふれるライブ録音。あの名曲群がライブバージョンで聴けるだけでも十分楽しく、リラックスした感じで演奏中にも観客の声も聞こえてきたり雰囲気がとても素敵。

 

ビッグ・スターというかアレックス・チルトンはこの絶妙なヨレ具合というか、力の抜け加減が最高だと思ってて。

 

こんな場所にいられたらどんなに幸せだったことでしょうか。

 

Live at Lafayette's Music Room-Memphis Tn

Live at Lafayette's Music Room-Memphis Tn

 

 

Love Songs for the Retarded | The Queers

ザ・クイアーズの1993年リリースの2ndアルバム。

 

4曲目"Teenage Bonehead"なんかは相変わらず最高のラモーンパンクソングで、続く5曲目"F**k the World"と6曲目"I Can't Stop Farting"はスクリーチング・ウィーゼルのベンとの共作という何と贅沢な!!

 

サウンド面では1stアルバム同様、より荒削りというかハードコアパンク感が強い気がしますが、このアルバムも例によって名曲揃い。

 

8曲目"Debra Jean"のようなビーチボーイズ風の曲や、14曲目"I Won't Be"のような疾走感あふれるパワーポップ、グッドメロディーとコーラスがクセになる完璧なギターポップの16曲目"Daydreaming"など素晴らしい!

 

Love Songs For the Retarded

Love Songs For the Retarded

 

 

Grow Up | The Queers

アメリカのパンクバンド、ザ・クイアーズの1990年リリースの1stアルバム。

 

1stアルバムですが、この人たちの場合ここに至るまで80年代から7インチシングルやEPを出し続けたので満を持してのアルバムリリースだったのでしょう。

 

この頃のはダミ声、ハードコア感が強めで、これはこれで最高です。曲によってはストゥージズとかその辺っぽい感じもあり。で、そんな中でも"Burger King Queen"とかはもうすっかりポップなラモーンパンクです。モンキーズのカバー曲"I'll Be True to You"も絶妙。

 

あと極め付きは何と言ってもバンドの代表曲"Love Love Love"。後のアルバムでも再録される超名曲で、この1stアルバムのバージョンもカッコいい!

 

Grow Up

Grow Up

 

 

Led Zeppelin

昨日1月12日はこのレッド・ツェッペリンの1stアルバムが発売された日だったそうで。

 

 1969年のこと。当時ヤードバーズのメンバーだったジミー・ペイジが結成したこのバンド。結成当初はニュー・ヤードバーズって名乗ったりもしてたらしい。

 

有名な1曲目"Good Times Bad Times"と7曲目"Communication Breakdown"の2曲がホントかっこいいのですが、間に入るそれ以外の曲も、ブルース、フォーク、民族音楽を取り込んだ作風がすでに見て取れるという、恐るべし1stアルバムの時点にしてこの渋さ。

 

Led Zeppelin (Remastered)

Led Zeppelin (Remastered)

 

 

A Can Of Bees | The Soft Boys

鬼才ロビン・ヒッチコック率いるUKのバンド、ザ・ソフト・ボーイズの1979年リリースの1stアルバム。

 

これまたサイケデリックでもありパンクでもあるロックンロールで最高にカッコいい!ギターのひねった感じとかポップな曲調とかは、90年代以降のインディーポップに通じる部分が多く、ペイヴメントとかピクシーズなんかが好きな人にも全力で勧めます!

 

ロビン・ヒッチコックのボーカルは基本的にピート・シェリーみたいな鼻に抜ける感じのスタイルなのですが、ジョン・レノンのカバー9曲目"Cold Turkey"ではモロにレノン声でそういうところがまた最高!!

 

 

A Can of Bees

A Can of Bees

  • The Soft Boys
  • ロック
  • ¥1050

 

A Can Of Bees

A Can Of Bees

 

 

In the Aeroplane Over the Sea | Neutral Milk Hotel

昨日の投稿で書いている60年代のサイケデリックロックが90年代のインディーポップに影響を与えてる件、このニュートラル・ミルク・ホテルの名作2ndアルバムで聴けます。

 

アルバムタイトル曲である3曲目"In the Aeroplane Over the Sea"は90年代を代表する名曲、続く4曲目"Two-Headed Boy"は疾走するアコギ弾き語り、その流れからインスト曲"The Fool"、そして珠玉のローファイ・パワーポップ6曲目"Holland, 1945"という風に構成も絶妙。

 

なお全曲捨て曲なしの凄いアルバム。

 

 

 

 

In the Aeroplane Over the Sea

In the Aeroplane Over the Sea