The Piper At the Gates of Dawn | Pink Floyd
最近すっかりサイケデリックづいてる僕ですが、今日はこのピンク・フロイドの1stアルバム。
天才シド・バレット在籍時の作品で、ピンク・フロイドと言えばプログレ!みたいなイメージとは少し違った趣のアルバム。ここで聴けるのは、あくまでも最高のサイケデリック60's!!
当時のバンド達が影響しあいながら、しのぎを削っていたのがビシビシ伝わってくる。例えば2曲目"Lucifer Sam"はプリティ・シングスの「Sf Sorrow」にありそうな曲で、9曲目"Chapter 24"なんてゾンビーズの「Odessey and Oracle」にありそうで。
そして、このストレンジでポップな感じは90年代以降のインディーロックバンドにも確かに影響を与えている気がする。
実は90年代当時の僕はプログレって苦手なイメージあって、ペイヴメントの4枚目のアルバムを「Brighten The Corners」聴いた友人から「ピンク・フロイドみたい!」って言われて驚いたことがあったけど、今ならそれも納得。
The Notorious Byrd Brothers | The Byrds
バーズがフォークロック期、サイケデリック期を経て、次のカントリーロックへと移行していく途中の作品といったところでしょうか。
この頃はメンバー間の軋轢とか色々あったみたいですが、それぞれの楽曲は多岐にわたり、実験的な曲も多いです。4曲目"Draft Morning"の間奏とか、9曲目"Tribal Gathering"のイントロもコルトレーンの"My Favorite Things"のピアノを意識してる?
僕も大好きなティーンエイジ・ファンクラブに代表される90年代ギターポップバンドがバーズから最も影響を受けているのがこの辺りの作品とされるのも納得。
Younger Than Yesterday | The Byrds
1967年リリースのバーズ4枚目のアルバム。バーズはこの辺りが一番良いと思う。
時代的にはビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」、ストーンズが「サタニック・マジェスティーズ」をリリースした頃。
このアルバムの前年に出してた「霧の5次元(Fifth Dimension)」も、それらの名盤に影響を与えてたという凄い作品なのですが、当のバーズはどこまで気にしてたのか?この作品聴いてるとあくまでもマイペースにレコードを作り続けてたような気がします。
アルバム1曲目に"So You Want To Be a Rock 'n' Roll Star"なんて曲を持って来るあたり、当時のロックシーンを皮肉ってたのでしょうか?
僕的にはボブ・ディランのカバー9曲目"My Back Pages"が聴きどころ!ラモーンズのカバーはこっちは元にしてるのな!って感じで。
Fifth Dimension | The Byrds
1966年リリースのバーズの3枚目。それまでのフォーク路線からサイケデリック路線にという転換期のアルバム。
有名な7曲目"Eight Miles High"のイントロのギターはいつ聴いても最高。このフレーズがこのアルバム、この時代を端的に表現しているような気がする。
Fantastic Plastic | The Flamin' Groovies
我らがフレイミン・グルーヴィーズ!去年2017年リリースのまさかのニューアルバム!
60年代から活動しているバンドですが今回の作品も相当カッコいい!というか相変わらずのロックンロールを届けてくれてます。全曲いい!
特にグッと来たのは9曲目の"Just Like a Hurricane"のイントロのギター!フロントピックアップで弾きました感全開の音色が最高!
あと12曲目"Cryin' Shame"、、、ちょっ、このイントロ、バー◯のミスター◯ンブリンマンじゃないですか。まったくもう、、、そういうところが大好き。
Turns Into Stone | The Stone Roses
ここ数日、僕のブームになっているストーン・ローゼズ初期のアルバム未収録曲を集めた編集盤。
1曲目"Elephant Stone"と8曲目"Fools Gold"がとてつもない名曲。とにかくこの2曲が際立ってるのですが、それ以外の収録曲も僕の大好物でもある瑞々しいギターポップ然とした楽曲が多くて凄く良いです。
確かにこの辺りの曲は、歴史的名盤である1stアルバムには入れなかったのだと思うのですが、その結果このコンピレーションが出来たことにむしろ感謝。
あと、やはり全曲通じてレニのドラムがホントかっこいい!レニ天才!
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The Stone Roses | The Stone Roses
先日の投稿でノエル・ギャラガーの新作があまりにもサイケデリックでダンスできるロックだったことを書いたのですが、まさにこのストーン・ローゼズの1stアルバムを思い浮かべていたのです。
今聴いても新鮮な発見がある正真正銘の歴史的名盤。
イアン・ブラウンのボーカルとジョン・スクワイアのギターの存在感が目立つバンドで、というか昔の僕もその二人ばかり注目してましたが、やはりこのサイケデリックなダンスビートはマニのベース、レニのドラムに依るところが大きく、なんだただの4人の天才が集まった凄いバンドだったのか!という発見、今更ながら。
勿論どの曲もいいのですが、アルバムに「うねり」のようなものがあり、キラーチューン後の、4曲目"Don't Stop"から続く5曲目"Bye Bye Bad Man"とか、クライマックスの10曲目"This Is the One"、11曲目"I Am the Resurrection"とかっていう流れが最高。
ザ・ストーン・ローゼズ-20th アニヴァーサリー レガシー・エディション
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