gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Mothership Connection | Parliament

ファンクミュージックの最高峰、パーラメントの4枚目のアルバムで歴史的名盤。 鬼才ジョージ・クリントン率いるPファンク・プロジェクトにおいて、もう一つのバンド、ファンカデリックがロック側に位置してるのに対して、このパーラメントはホーンセクション…

Standing On The Verge Of Getting It On | Funkadelic

今日もまたファンカデリックについて。この1974年の6枚目も強烈! 1曲目“Red Hot Mama”から凄いテンションとグルーヴ感でエディ・ヘイゼルがギターを弾きまくってる。ここのところ完全に彼のギタープレイの虜になってる僕。 ジミヘンの影響を色濃く受けてる…

Maggot Brain | Funkadelic

アメリカのファンクロックバンド、ファンカデリックの3枚目のアルバム。1971年作品。 ジョージ・クリントンがパーラメントと一緒に進めてた、いわゆるPファンクのプロジェクト。 バンド名は「ファンク」と「サイケデリック」を組み合わせた造語とのこと。よ…

Everything I Play Is Funky | Lou Donaldson

昨日に続いて巨匠、ルー・ドナルドソンについて。この1970年作品も極上のソウルジャズ。 オープニング曲のアラン・トゥーサンのカバー"Everything I Do Gonna Be Funky (From Now On)"からタイトルそのままにファンキーすぎる。 アルバム全編を通してドナル…

Say It Loud! | Lou Donaldson

ソウル・ジャズ界屈指のサックス奏者、ルー・ドナルドソンの1968年作品。 タイトル曲の1曲目"Say It Loud (I'm Black and I'm Proud)"はジェームス・ブラウンのカバー。思わず体を揺すってしまう素晴らしい音楽。 そして最近の僕らにはバラッドメンのカバー…

So Alone | Johnny Thunders

今日はジョニー・サンダースの命日。 ということで、この1978年のソロアルバムについて。参加メンバーが凄い! ピストルズのスティーヴ・ジョーンズとポール・クックがバックを努めていてスティーヴ・マリオットとフィル・リノット、そしてクリッシー・ハイ…

Something Else!!!! | Ornette Coleman

フリージャズの偉人、オーネット・コールマンの1958年のデビューアルバム。昨日このブログで書いたヨ・ラ・テンゴが真似たジャケットのデザインがいい! この頃のコールマンはまだ割と普通というか、この後フリージャズの先駆者としてどんどんブッ飛んだ作品…

Today Is the Day (EP) | Yo La Tengo

ヨ・ラ・テンゴの2003年作品。アルバム「Summer Sun」収録の曲"Today Is the Day"の『ロックバージョン』から始まる6曲入りEP。 ゆったりしたテンポのアルバムバージョンの"Today Is the Day"もかっこいいけど、ラモーンズばりに歪んだギターのパワーコード…

Childish Prodigy | Kurt Vile

この時代の最高のシンガーソングライターの一人、カート・ヴァイル。 このブログで何回か、90年代にローファイと呼ばれた人達がお金かけたり色々上手になって、本気出した時の凄さについて書いてるのだけど、このアルバムは2009年に生まれたそんな作品。 1作…

Smoke Ring for My Halo | Kurt Vile

これもカート・ヴァイルの名盤。2011年マタドールからのリリース。 ジャケットのモノクロ写真の雰囲気そのままにユルく、そして渋く、アコースティックな音色で奏でられるサイケデリックなインディーロックが相当かっこいい。 ソニック・ユースのサーストン…

Alert Today Alive Tomorrow | The Muffs

アメリカ最高のパワーポップ〜ポップパンクバンドの一つ、マフスの1999年リリースの4枚目。 独特のしわがれたフィメール・ヴォーカルにシンプルなパンクロックバンド然とした演奏は相変わらずですが、このアルバムではヒネリの効いたミッドテンポの曲が多く…

Adios Amigos | The Ramones

昨日、4月15日はジョーイ・ラモーンの命日だったのか。2001年の事だったとかでもう17年も前なんですね。 って事で今日はこのラモーンズの1995年のラストアルバムを聴いてた。アルバムタイトルからも分かるように、この作品をリリースして後に彼らは「引退」…

Wakin on a Pretty Daze | Kurt Vile

このカート・ヴァイルの5枚目のアルバムも2010年代最高のインディーロックを聴ける名盤のひとつ! この人も前から名前だけ知ってたけどもっと早く聴いておくべきだった。 ペイヴメント、ダイナソーJr.、セバドーとか、あとパステルズとかティーンエイジ・フ…

How Do You Spell Heaven | Guided by Voices

2016年に再々結成してからも沢山の曲を作ってハイペースでアルバムリリースしてるアメリカ屈指のインディーロックバンド、ガイデッド・バイ・ヴォイシズ。 彼ら曰くクラシック・ラインナップでの再々結成とのことで、この2017年のアルバムはバンドとしてのダ…

Good Times! | The Monkees

これは凄いメンツ! 元々、その時代の超一流の作家陣が最高の曲を提供するモンキーズのニューアルバムってことであれば、こんなことが出来るのか!っていう2016年のこの結成50周年記念盤。 2曲目"You Bring The Summer"アンディ・パートリッジ、3曲目"She Ma…

More of the Monkees | the Monkees

モンキーズ1966年の2ndアルバム。もうこの辺のモンキーズから60'sサイケデリックロックの名曲を生み出してきてる。 ニール・ダイヤモンド作曲の歴史的名曲"I'm a Believer"が収録されてることで知られるこの作品。 その本質は、当時、アーティストとして自作…

The Monkees | The Monkees

ビートルズに対抗できるアイドルグループとしてオーディションによるメンバー募集から結成されたというこのバンド、モンキーズの1966年のデビューアルバム。 ボイス&ハートやゴフィン&キングといった当時アメリカ最強の鬼・作曲家たちがレノン&マッカート…

12 | Sloan

カナダ最高のパワーポップバンド、スローンのニューアルバム。キャリア12枚目のアルバムということでアルバムタイトルは「12」。「レッド・ツェッペリンIV」とかそういうノリで付けられたタイトルだそうで。 1991年の活動開始から一度のメンバーチェンジも無…

HEAVY META | Ron Gallo

この人も最近出てきた凄いロックンローラー!初めて聴いた瞬間、ビビったこの作品! 60年代のローリング・ストーンズやプリティ・シングスを思わせるロックンロール、1曲目"Young Lady, You're Scaring Me"からスタート。 過剰に歪ませたブリブリのファズギ…

Blues Breakers with Eric Clapton | John Mayall & the Bluesbreakers

エリック・クラプトンがギターを弾きまくるアルバム。 クラプトンのギタープレイを堪能したい場合に真っ先に挙がってくるのがこの1966年のブルースブレイカーズ作品では。 この作品ではギブソン・レスポールを使ってたそうで、若きクラプトンさんが気持ち良…

461 Ocean Boulevard | Eric Clapton

1970年代、ストーンズやジョージ・ハリスンもアメリカのルーツミュージックに傾倒していった頃。 その頃のエリック・クラプトンも最高の作品を作ってる!1974年の2ndソロアルバムはそんなアメリカ南部の雰囲気漂う名盤。 アルバムタイトルの「461 Ocean Boul…

Black Snake Diamond Röle | Robyn Hitchcock

ここのところハマっているこの人。鬼才、ロビン・ヒッチコック。 1981年のこの作品はソロデビューアルバム。ソフトボーイズ解散後の彼がまた新たな環境で、その類まれなポップセンスを解き放った作品といったとこでしょうか。 1曲目"The Man Who Invented Hi…

I Often Dream of Trains | Robyn Hitchcock

最近またロビン・ヒッチコックにハマってる。ここのとこ周期的にハマるようになってるこの人。 この1984年の作品はザ・ソフト・ボーイズ解散後3枚目のソロアルバム。アコースティック楽器を中心に構成された最高のサイケデリック・フォーク。 この人、本当に…

Underwater Moonlight | The Soft Boys

サイケデリックでパンクロックでもあるという理想のバンド、ザ・ソフト・ボーイズ。1980年のセカンドアルバム。 1曲目の"I Wanna Destroy You"はそんな彼らのスタイルが現れてる典型的な曲。軽やかな疾走系パワーポップにシタールが絶妙に絡む3曲目"Positive…

Kick Out The Jams | MC5

MC5

パンクロックのオリジネイターとして語られることも多いこのバンド。 アルバムタイトルでもある代表曲"Kick Out the Jams"を収録した1969年のデビューアルバムがこのライブ盤で、これが存分にブルース要素を孕んだ極上の轟音ロックンロール。 オーディエンス…

Space Gun | Guided by Voices

先日リリースされたガイデッド・バイ・ヴォイシズ(GBV)の最新作。 多作で知られるこのバンドだけど、本当に凄いのは多作なのにも関わらずその楽曲のクオリティーの高さ。60年代英米のバンドが作った良質なロックの系譜をしっかりと辿ったパワーポップ。 こ…

Pink Moon | Nick Drake

ニック・ドレイク、1972年の3枚目のスタジオアルバム。2年後に26歳の若さで亡くなった彼にとって、このアルバムが遺作となってしまう。 過去の2枚のアルバムと違ってバックバンド無し、基本的に彼のアコースティックギターとボーカルのみ。 そこで改めて驚く…