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ロックの名盤を一日一枚

Mirror Traffic | Stephen Malkmus and the Jicks

近々新作が出るらしいスティーヴン・マルクマスの2011年作品。ベックがプロデュースしてるこの作品がペイヴメント解散後のソロ最高傑作かもしれない。

 

奇抜さとキャッチーさが絶妙に同居する彼らしい1曲目"Tigers"、彼にしかでき得ないサイケデリック・パンクの3曲目"Senator"、4曲目"Brain Gallop"もややブルージーなサイケデリックでこのあたりの曲が一番ペイヴメントっぽいかな。

 

そして全体通してギターの音が堪らなくカッコいい!ベックさん、プロデューサーとしても超一流やないかい!


最近、ロビン・ヒッチコックにハマった僕ですが改めてその耳でマルクマスを聴くとこの人達、やっぱり驚くほど似てる。マルクマスの大ファンの僕がロビンにハマったようにロビンのファンの人達にもぜひスティーヴン・マルクマスを聴いてほしい。

 

 

  

Mirror Traffic

Mirror Traffic

 

 

Tonight's the Night | Neil Young

ニール・ヤングの1975年作品。日本盤タイトルは「今宵その夜」。

 

ドラッグにより死んでしまった友人、ダニー・ウィットンとブルース・フェリーに捧げられたアルバム。酒飲んで演奏できなくなる寸前まで酔っ払った状態で録音された作品とのこと。

 

そんな背景もあってか全体的に重く気怠い曲が続き、結果的に前年にリリースされた「On the Beach」(日本盤タイトルは「渚にて」)からの見事な続編的仕上がりになってる。

 

5曲目"Come On Baby Let's Go Downtown"は彼のバンド、クレイジーホースのメンバーであったダニー・ウィットンとの1970年のライブ録音。このカラッとしたロックンロール・ソングがまるで故人が元気に笑ってる遺影のようで、続く6曲目"Mellow My Mind"がそのコントラストによって途轍もなく切なく響いて泣ける。というか実際、ニールも本当に泣きながら歌ってる曲。

 

上手とか下手とか良いとか悪いでは無く、そういうのを超えて人間が生きること、死ぬことに向き合ってリアルに表現している、だから心が揺さぶられる凄い作品。

 

 

  

TONIGHT'S THE NIGHT

TONIGHT'S THE NIGHT

 

 

The Meters | The Meters

今日はニューオリンズのファンク・R&Bバンド、ミーターズ

 

この1969年作品がこのバンドのデビューアルバム。アート・ネヴィル(キーボード)、ジョージ・ポーターJr.(ベース)、レオ・ノセンテリ(ギター)、ジギー・モデリスト(ドラム)というこのバンドのオリジナルラインナップ4人での作品。

 

デビューって言っても既にここまでにアラン・トゥーサンなんかのミュージシャンと数多くのセッションをこなして来てたそうで、その演奏はめちゃ渋くカッコいい。

 

 

 

The Meters

The Meters

 

METERS

METERS

 

 

 

The Uplift Mofo Party Plan | Red Hot Chili Peppers

ここ数日、ファンク音楽ブームの僕ですが今日はレッド・ホット・チリ・ペッパーズ

 

ロックの殿堂入りしたりグラミー賞受賞したりの超大物バンド。

 

ですが初期の彼らも(いや今もか)ジャズやソウルから連なるファンクをレイト80'sのLAパンクシーンから生まれたバンドが鬼テクニックでやりたい放題にプレイするという今改めて思うとかなりステキなバンドです。

 

1987年のこの3枚目のアルバムは、最初期のギタリストで後にヘロインの摂取過多によりこの世を去ってしまう、ヒレル・スロヴァク存命時の最後のアルバムとなった作品。

 

このアルバムの次の作品から加入するジョン・フルシアンテも凄いギタリストで、バンドとしても凄いアルバムを連発していくことになるのですが。

 

でもヒレル・スロヴァクという不世出の天才ギタリストを擁しての最高の作品はやはりこのアルバムで、これはこれで彼らのひとつの最高到達点と言えるかと思う。

 

全曲素晴らしいアルバムですが、ハードコア・パンクのフォーメーションでファンクやラップを演って、時折ジミヘンばりのギターソロをカマしてくるスタイルが存分に堪能できる4曲目"Backwoods"とか8曲目"Special Secret Song Inside"とかが強烈。

 

いつも楽しませてくれるカバー曲は7曲目にボブ・ディランの"Subterranean Homesick Blues"。

 

 

 

 

 

UPLIFT MOFO-REMASTERED

UPLIFT MOFO-REMASTERED

 

 

Mothership Connection | Parliament

ファンクミュージックの最高峰、パーラメントの4枚目のアルバムで歴史的名盤。

 

鬼才ジョージ・クリントン率いるPファンク・プロジェクトにおいて、もう一つのバンド、ファンカデリックがロック側に位置してるのに対して、このパーラメントはホーンセクションやシンセが大々的に使われた完璧なダンスミュージック。

 

この1975年リリースのアルバムは本当に捨て曲なしの名盤。どれも圧倒的に素晴らしい楽曲のクオリティ、そこにメンバーの驚異的な演奏力と歌唱力、プラス、それだけでは言い表せられない何かが宿ってる。

 

そう、そういう何かが宿ってる名盤の一つだと思う。

 

 

 

 

Mothership Connection

Mothership Connection

 

 

Standing On The Verge Of Getting It On | Funkadelic

今日もまたファンカデリックについて。この1974年の6枚目も強烈!

 

1曲目“Red Hot Mama”から凄いテンションとグルーヴ感でエディ・ヘイゼルがギターを弾きまくってる。ここのところ完全に彼のギタープレイの虜になってる僕。

 

ジミヘンの影響を色濃く受けてるとかがよく言われている話、逆にレッド・ホット・チリ・ペッパーズなんかは確実にこのバンドの影響受けてる。

 

ベックのファンク寄り作品なんかもこの辺りのファンカデリックっぽいし、90年以降のオルタナティブへの影響を考えると本当に偉大なバンドだと改めて感じる。

 

 

 

Standing on the Verge of Getting It on

Standing on the Verge of Getting It on

 

 

Maggot Brain | Funkadelic

アメリカのファンクロックバンド、ファンカデリックの3枚目のアルバム。1971年作品。

 

ジョージ・クリントンパーラメントと一緒に進めてた、いわゆるPファンクのプロジェクト。

 

バンド名は「ファンク」と「サイケデリック」を組み合わせた造語とのこと。よりロック色が強いのがこっちのバンドでギタリスト、エディ・ヘイゼルの弾くギターがとにかくカッコいい。

 

6曲目"Super Stupid"なんかがその代表格でツェッペリンのようなハードロック風でもあり、確かにファンクミュージックでもある凄い作品。

 

 

 

Maggot Brain

Maggot Brain

 

MAGGOT BRAIN

MAGGOT BRAIN