gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

2015-01-01から1年間の記事一覧

Low | David Bowie

デビッド・ボウイ1977年の作品。ジャーマンロックの影響を受けているそうで。このアルバムではベックがもの凄いカバー*1をした4曲目"Sound and Vision"が大好きです。 Low (2017 Remastered Version) デヴィッド・ボウイ ポップ ¥1600 Low アーティスト: Dav…

#1 Record | Big Star

後のパワーポップやギターポップバンドにとても大きな影響を与えることになるアレックス・チルトン率いるビッグ・スターの1st。 アルバム前半はいかにもアメリカンなハードロック的な曲と、アコースティックで美しく切ないバラードがほぼ交互にやってくる曲…

Setting Sons

ジャムの最高傑作にこれを挙げる人も多いとか。確かに1stからの流れ(初期パンク!)を汲んでて一番完成度が高いのはこのアルバムかも。(僕の思う最高傑作は次の"Sound Affects") このアルバムの最大の聴きどころは何と言っても10曲目"Heatwave"。元はモー…

Stink | Replacements

ここ最近のポール・ウェスターバーグ祭りはまだ続いてまして。 この2ndアルバムも最高のロックンロールパンクの名盤!1stの作風を継承しつつ5曲目"White And Lazy"はブルースハープで始まったり、7曲目"Go"は渋いミッドテンポな曲だったりと、新展開を覗かせ…

L.A.M.F. - The Lost Mixes | Johnny Thunders

今日はジョニサン先輩をずっと聴いてる! 昨日のリプレイスメンツ1stのエントリーについて友人と「本物のロックンロール!」について盛り上がっていて。 ジャケットの4人の佇まいがクール!ギラギラザラザラした音、思わず体を揺すってしまうビート、次々繰…

Sorry Ma Forgot to Take Out the Trash | Replacements

溢れる初期衝動と疾走感、パンクロックの名盤デビュー作の素晴らしさを堪能できるリプレイスメンツの1st。 ブラック・フラッグやディセンデンツなんかと比べてロックンロール度が高いのが特徴で最近そこら辺が大好きです。 Sorry Ma, I Forgot to Take Out t…

Eventually

最近にわかにポール・ウェスターバーグ祭りみたいになってる僕の耳ですが、今日は車でずっと、そして帰ってきてからはランニングしながらこの2ndソロアルバムを聴きました。 リプレイスメンツ時代から比べて渋さとパワーポップ感がより強くなり(ファウンテ…

Ry Cooder

アメリカのルーツミュージックの体現者ってことで有名なライ・クーダー。 これが1stソロアルバムですがジャケが良い!ほとんどがカバー曲らしいのですが、なんとなくキンクスなんかに通ずるメランコリックな雰囲気が感じられるのもいい。 どちらも、より古い…

The I Don’t Caresとかいう凄いユニット

ワオ!こんなニュースが出てたなんて!! 早速聴いてみたらウェスターバーグも、ジュリアナとしてもかつて無いぐらいのポップな曲で、これはこれで凄く良いぞ!アルバム楽しみですね。 amass.jp

My Name Is Albert Ayler | Albert Ayler

パンクロッカーがギターをかき鳴らすように、ダミ声でガナるようにサックスを吹くアルバート・アイラー。 ジャズのスタンダード曲を、そんな風に音色や発声が明らかに違うアイラー流で吹きまくってる凄いアルバム。 My Name Is Albert Ayler アルバート・ア…

Tim | Replacements

捨て曲なしの名盤でほんとカッコいい。やっぱりこれが最高傑作かな。 多くのバンドに影響を与えているリプレイスメンツの4枚目のアルバムですが、もうスタイル云々よりも、ただただ良い曲書いてカッコよく演奏してっていうウェスターバーグさんの自然体が見…

Dr. John's Gumbo | Dr. John

ニューオーリンズ音楽の見本市として超有名な、このドクター・ジョンの歴史的名盤。 彼のボーカルも、メンバー全員の演奏も、どこ切り取ってもカッコ良くて理屈抜きに楽しめる凄い作品。 Dr. John's Gumbo Dr. John ロック ¥1600 Dr. John's Gumbo アーティ…

Stuff Like That There | Yo La Tengo

もうすぐ来日するヨ・ラ・テンゴの今年出たアルバム。 全編通してアコースティック楽器中心の素晴らしい演奏。カバー曲がほとんどなんですがその選曲がやっぱり渋すぎる! Stuff Like That There Yo La Tengo オルタナティブ ¥1500 Stuff Like That There ア…

End Hits | Fugazi

ソニックユースなんかにも通じる実験的な作品。各楽器がそれぞれ際だってバンドアンサンブルは冴え渡り、その上で歌心も感じられ、フガジの最高傑作と言われてるのも納得の作品。 End Hits Fugazi オルタナティブ ¥1500 End Hits アーティスト: Fugazi 出版…

Police & Thieves

タイトル曲"Police & Thieves"は僕等にはクラッシュのカバーでお馴染みですが、この人のオリジナルはやっぱりカッコいい。ハイトーンボイスに、リー・ペリーのディレイが渋い! Police & Thieves アーティスト: Junior Murvin 出版社/メーカー: Reggae Refre…

Martin + Me | J Mascis

我らがギターヒーロー!ダイナソーJr.のフロントマン、Jマスキスのアコースティックソロアルバムという最高においしい作品。 オリジナル作では轟音ギターでかき鳴らされる名曲の数々がアコースティックギターで生々しく奏でられ。渋すぎる! Martin & Me ア…

Lust for Life

映画「トレインスポッティング」で有名になったタイトル曲のM1が最高なイギー・ポップのソロ2枚目。全編通してイギーのボーカルが素晴らしい。アルバムとしてバラエティに富んでいて、まとまった曲が多いけどザラ付いた感じはきちんと(?)残ってる名盤。 L…

Keep It Like a Secret | Built To Spill

これも90年代屈指の名盤として名高い作品。 4曲目"Sidewalk"あたりがツボです。勢いもあり円熟味もあり、そして確かに「あの時代の音」が鳴ってる。このバンドの他のどの作品も良いですがそういった点でこれは貴重な一枚。 Keep It Like a Secret Built to S…

Overseas | Tommy Flanagan

ピアノトリオを聴くならまずこれ!って一枚。 フラナガンの名ピアニストっぷりが冴え渡る名盤。エルヴィン・ジョーンズのゾクゾクするスリリングなドラムも聴きどころ。 Overseas (Remastered) ザトミーフラナガントリオ ジャズ ¥1200 Overseas アーティスト…

Out to Lunch | Eric Dolphy

絶妙なネジ曲がり加減というかヒネクレ具合がカッコいいドルフィーの遺作。 タイトル曲の4曲目"Out to Lunch"がもちろん素晴らしいのですが、3曲目"Gazzelloni"のフルートが渋い。 そしてドラムはティーンエイジャーだったトニー・ウィリアムスですって! Ou…

The Evens | The Evens

彼のイアン・マッケイ先生と奥方エイミー・ファリーナさんによるユニット。バリトンギターという楽器の面白さを感じることができて、時折アンプラグドなフガジな感じも味わうことができる素晴らしい音楽!! The Evens The Evens オルタナティブ ¥1500 Evens…

Repeater & 3 Songs | Fugazi

今日のランニングBGMに聴いてたFugaziの2nd。前作に比べて全体的にまとまった印象があり、それが良くも悪くもで。アルバムタイトル曲の2曲目"Repeater"が最高。ヒリヒリ、ゴリゴリ押してく中に綺麗なフレーズが飛び出す凄い曲。 Repeater & 3 Songs Fugazi …

Boys And Girls | Easy Grip

90年代から活動してる神戸のパンクバンド、イージーグリップ。個人的にかなり思い入れのあるバンドなのですが、最近出たこのアルバムが素晴らしい。 1曲目"Gina Is A Punk Rocker"はもうタイトルからして勿論アレですが、マッスンメソッドにより、数多のラモ…