gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

Closing Time

僕らのヒーロー!ロック史上に残る偉人、トム・ウェイツの記念すべき1stアルバム。 

 

僕はロックやジャズが大好きですが、分け隔てなく色んな良い音楽をいつも聴いてたいのですが、それって例えば?って連想するのがこのアルバムみたいな作品。

 

ロックもジャズもブルースも、いろいろ飲み込んで、この人にしか創り得ないような唯一無二の仕事をしてる。でも恐らく本人はそんなこと関係なしに只々自分がやりたいことをやってるだけなのも伝わってくる。

 

本当にカッコいいアーティストです。

 

この1stアルバムの時点では声がまだ若い!曲によってはデビッド・ボウイイギー・ポップっぽくもある気がする。

 

どの曲も渋い名曲ばかりですが、はてなの ID: rock_n_roller を名乗ってる僕としては、9曲目"Ice Cream Man"が特にお気に入り。

 

あとこのアルバムでの凄い曲はやっぱり11曲目"Grapefruit Moon"。もうどう言って良いのか分からない程の超名曲。歌詞もすごく良い。

 

クロージング・タイム

クロージング・タイム

 

 

His Band and the Street Choir

今日もヴァン・モリソンについて。 最近ハマってます。

 

この「His Band and the Street Choir」はソロ4枚目のアルバム。これはこれでまた名作。

 

軽快なテンポでアルバム1曲目を飾るロックンロール"Domino"はなんとファッツ・ドミノに捧げられた曲ですって!!

 

続く曲も乾いた感じのバラードあり、ホーン・セクションも高らかに響く曲あり、前々作、前作より更にアメリカ南部のロックやR&B色が濃く出てる気がします。例えて言えばローリング・ストーンズの『スティッキー・フィンガーズ』や『メイン・ストリートのならず者』の辺りの雰囲気。

 

そう言えばこのアルバムでのヴァンの声ってミック・ジャガーに似てる気もしませんか?丁度、時期的にも同じ頃ですが、どっちかがどっちかを意識してた?

 

ストリート・クワイア

ストリート・クワイア

 

 

Moondance

昨日の投稿に続き北アイルランド出身のシンガーソングライター、ヴァン・モリソンについて。今日は1970年の3rdアルバム「Moondance」。前作「Astral Weeks」もめちゃ良いのですが、こちらも名盤。

 

前作に比べるとよりソウル、R&Bテイストが増してますがフォークでもジャズでもあり、ジャズ・ミュージシャンと共演した前作を通過してできた、なにか余裕みたいなのも感じられる名盤。こちらが決定盤みたいな印象。

 

どの曲も本当に素晴らしく捨て曲なし!なのですが、最高なのはやはりアルバムタイトル曲の2曲目"Moondance"かな。ジャズ的なロックソングとして史上稀にみる優れた曲と言って間違いないでしょう。

 

4曲目"Caravan"はアメリカ南部っぽさ満載のザ・バンドみたいなスワンプ・ロックの佳曲。

 

6曲目"Come Running"はヴァン・モリソン流の極上のロックンロール。

 

というか全曲いいです。本当に。

 

 

ムーンダンス

ムーンダンス

 

 

Astral Weeks

60年代UKのブルースロック、ガレージロックバンド、ゼムの中心的存在だったヴァン・モリソン。ゼムを脱退してソロでの2ndアルバムですが、この次の作品「Moondance」と並んで立つメチャメチャ渋い歴史的名盤。

 

ジャズにはそこまで興味無かった当時23歳のヴァン・モリソンでしたが、プロデューサーがジャズ畑の人だったことで、このアルバム録音のために集められたバンドのメンバーは、ミンガスやドルフィーとの共演経験者、MJQのメンバーといったジャズミュージシャン達だったという凄い状況下で作られたアルバム。

 

その状況だったからこそだと思うのですがジャジーなバンドの演奏と、ヴァン・モリソンのブルージーでソウルフルな歌とがすごく良い雰囲気で、しかも丁度いい緊張感もあって素晴らしい。更にこの時点で既に彼のルーツ音楽であるケルト要素も薄っすら感じられ、なんとも言えない味があります。

 

2曲目"Beside You"なんかで聴ける「to never, never ...」とか「You breathe in, you breathe out,You breathe in, you breathe out ...」とか繰り返す歌詞が最高に渋い。

 

Astral Weeks

Astral Weeks

 

 

Weezer (White Album)

Weezer」というセルフタイトルを付けて通称が色名のアルバムとしては4枚目。通算では10枚目の2016年のアルバム。

 

いかにもウィーザーらしいアルバムでこれも傑作。昨日の投稿で書いた翌年リリースの「Pacific Daydream」*1 と合わせて聴かれるべき作品ですね。

 

このアルバムにおいても、どの曲もカラッとしたポップさと哀愁漂う泣きメロを絶妙に両立するリヴァース・クオモの才能が溢れ出ている。

 

次作「Pacific Daydream」との違いで言うと、このアルバムではウィーザーらしくギターがギュンギュン歪んでいてこっちの方がウィーザーというバンドを語る上での代表作になるのかな。

 

昨日の投稿では、次作「Pacific Daydream」はいわゆる売れ線?みたいなことを書いたのですが、この辺りについてリヴァース・クオモが言うには、この「White Album」みたいな従来のギターアプローチから離れてより『ラジカル』な音を探求したのが次作「Pacific Daydream」だそうです。*2 はい論破されてしまいました。

 

もう一つ興味深い話として、このアルバム制作において、カットアップ技法というのを用いて作詞してみたらしいです。思いついた言葉をスプレッドシートExcelか何か?)にどんどん書き留めといて、音の感じとか強弱を踏まえて組み立てるっていう手法で作られたとか。*3

 

脚注引用先で言及されてる7曲目"Summer Elaine and Drunk Dori"とか、1曲目"California Kids"や8曲目"L.A. Girlz"なんかもそうらしい。英語力に乏しい僕にはそうしてできた詞の面白さが充分解らないのが残念ですが (>_<)

 

 

Pacific Daydream

ウィーザーの2017年作品。

 

相変わらずのポップでキャッチーな楽曲やウラ声コーラスが、この作品ではより強調されてるような気がします。歪んだギターは鳴りを潜めて、リズム・アレンジが際立ってる。

 

いわゆる売れ線のサウンドプロダクションに、稀代のメロディメーカーでもあるリヴァース・クオモの曲が乗っかってて、これはこれでいいと思います。ウィーザーR&Bというかウィーザーモータウン・サウンドというか。

 

多分、賛否両論あるのでしょうが出来た曲が良ければそれでいい。ウィーザーのアルバムの中でも好きな方です。

 

 

Head Carrier

この作品、本当に凄く良い! 

 

ピクシーズの2016年作品。この頃はしばらくブログの投稿していなかった時期でしたが、これは聴きまくってました。この再結成後のピクシーズで特筆すべきは何と言っても新加入ベーシストのパズ・レンチャンティンの存在感。

 

ピクシーズといえば女性ベーシストのかっこいいバンド、かっこいい女性ベーシストといえばキム・ディール!っていうのは、そんなの常識でしたが、再結成ピクシーズでは、そのキム・ディールが2013年に脱退。で後任はなんと!これまた僕らのヒーロー、マフスのキム・シャタック!というエキサイティングな展開だったのですが、キム・シャタックもすぐに脱退(解雇って話も)。

 

その後、元々ツアーメンバーとして加わったのが、パズ・レンチャンティン。

 

この人が凄いベーシストでした。これぞピクシーズのベース!というツボを押さえた渋いフレージング、勿論ベースプレイの技術も素晴らしいし、音もかっこいい。

 

あと声も最高で、このアルバムはピクシーズの中でもポップな曲が多く、2曲目"Classic Masher"とか7曲目"Tenement Song"とかはパズのコーラスが効いてる。

 

8曲目"Bel Esprit"はフランシスとの掛け合いが絶妙。

 

そして9曲目"All I Think About Now"ではパズがリードボーカルで、この曲もまた素晴らしい。

 

次のアルバムも俄然楽しみになってきてます。

 

ヘッド・キャリア

ヘッド・キャリア