TFCやポウジーズといった大好きな90年代ギターバンド達がみんな好きだったという事がきっかけで知ったバンドですが、この3rdアルバムはホント名作中の名作だと思います。
そもそもアメリカ南部のソウルミュージックでありパワーポップでもありというのが、このバンドの一般的な評価ですが、このアルバムは90年代以降のバンドに通ずる独特の気怠い雰囲気を持っていてカッコいいです。
3曲目の"Big Black Car"なんてギターにもっとディストーションかけたらまるでジザメリみたいな曲ですし、TFCもカバーしたヴェルヴェッツの曲である5曲目"Femme Fatale"はいかにもこのバンド的な解釈で最高。
そしてアルバム終盤、14曲目キンクスの"Till The End Of The Day"と16曲目ジェリー・リー・ルイスの"Whole Lotta Shakin' Goin' On"のロックンロールカバー2曲の疾走するヘロヘロ感が絶妙!!素晴らしい!!
- アーティスト: Big Star
- 出版社/メーカー: Rykodisc
- 発売日: 1992/02/21
- メディア: CD
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