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ロックの名盤を一日一枚

On the Beach | Neil Young

ニール・ヤングぐらい特別なミュージシャンとなると、どの作品にもそれぞれ愛すべきポイントがあるように思っていてこのアルバムもそんな一枚。

 

日本盤タイトルは『渚にて』。ぱっと見、爽やかに見えるけど色々ヤバいジャケットがこのアルバムの様子を上手く写している。

 

まず1曲目"Walk On"。軽やかなような、それでいて曇ったようなギターポップから始まって、続く2曲目"See the Sky About To Rain"がニール・ヤング作品の中でも屈指の名曲。

 

この冒頭2曲の名曲だけで、このアルバムの名盤度合いが決定的になっている。

 

でも、、、というか、そこが良いのですがこの後に続く曲がひたすら暗く気怠い。

 

曲名に「〇〇 Blues」と付く曲が3曲もあることからもヤングさん、これ絶対意図的にしてると思う。意図的に暗く。

 

アルバムタイトル曲の6曲目"On the Beach"なんか、渚にて歌う歌かっ!?ってほどの重さと暗さ。

 

という愛すべきアルバム。大好きな一枚なのです。

 

 

ON THE BEACH

ON THE BEACH