gold soundz blog

ロックの名盤を一日一枚

The Best Day | Thurston Moore

今日はサーストン・ムーア、2014年のソロ・アルバム。これも最高の作品!

 

最近、元ソニック・ユースの両ギタリスト、リー・ラナルドとサーストン・ムーアのソロ作品聴き比べみたいな状況になっていて。

 

やはりサーストンという人はギターの響きが独特。この人のギタープレイは変則チューニングが有名ですが、そういったチューニングや演奏に至るまでのイメージが既に違うのでは?

 

彼の頭の中では、ギターという楽器の6本の弦が明らかに普通の人とは違った鳴り響き方をしてるのだろうと思ったりする。

(実はどちらかというとリーの方がまだオーソドックスなプレイをしてる気がして、そしてそんなリーの作品も最高!)

 

そんな中、時折ロックンローリンなギタープレイをしてくれるジェイムス・エドワーズさんのギターがこのアルバムでも効いていて、アルバムタイトル曲の4曲目"The Best Day"やラストを飾る8曲目"Germs Burn"なんかはソニック・ユース時代も含めた彼のキャリア屈指の名曲なのでは。

 

結果的に70年代の彼のアイドルであったテレヴィジョンやリチャード・ヘルのようなニューヨーク・パンク感がちょうど良い具合に加わってるというこのアルバム、カッコよく無い訳がない!

 

 

 

The Best Day

The Best Day